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女子系男子

第3章 だから呪わないで

「自転車。。あの子が買った?て聞いたけど?」

純が、立ち上がり、キッチンの小百合に話す


「うん。夏休みに朝刊のお手伝いをしてね。
最初のお給料とゆうか、お金で、買ってくれたの
五千円握りしめてね。。あはは。なんか思い出す。
中古の自転車を見に行って、、、少しお金を足して
買ったの。。嬉しかった。。」



小百合は、袋からジャガイモを出しながら
嬉しそうに話した。



「優しい弟だね。羨ましいや。」


小百合の隣で、聞いた。


弟が、リビングに歩いてきて



「ねーちゃん泣かしたら、お前ギタンギタンに
してやるからな!」

怖い顔で俺を見上げる。。




俺は、「こわっ。。わかりましたよ。はいはい」


んと、ガキだけど
こいつ、、、いー奴だな。。



「コウ!生意気な事言わない!宿題やっちゃいなさい」

小百合が、怒る。



「ねーちゃん!騙されんなよ。イケメンは、直ぐに
騙すからな!」


とほほ。。。


俺をバカにするなよ。。ガキ!

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