淡雪
第10章 想いを遂げる
僕はフラフラと立ち上がり部屋を後にした。
ーーやっと見つけたのに...
僕の感情はもう後戻りできないほどに彼女に惚れていた...
ーー彼女を守るために、近付かない...
僕は彼女の病室の扉を明け
寝ている彼女を見つめていた。
ーーそれが、貴女をまもるためなら
もう、近付かない...
僕を助けてくれてありがとう。
僕は想いを込めて彼女の唇にキスをした。
最初で最後のサヨナラのkiss。
胸が一杯で涙が溢れた。
僕の涙が彼女の頬を濡らす...
ーーごめん、やっぱり好きだ...
もう一度唇を重ねた。
彼女の頬がピクリと動き
眩しそうに目を開けた。
「坂井...くん...?!」
僕は驚いた。
彼女が目を覚ました。
「坂井くん、肘の怪我は大丈夫?」
ーーええ?!
今なんて 言った?!
「坂井くん?」
僕は彼女を見つめた
「僕を...覚えてる? の?」
「もちろん。
だって私を助けてくれたでしょ」
彼女がにっこり笑った。
ーーええ?! えええ?!
こんなことって!
こんな奇跡って?!
僕は彼女を強く抱き締めていた。
ーーやっと見つけたのに...
僕の感情はもう後戻りできないほどに彼女に惚れていた...
ーー彼女を守るために、近付かない...
僕は彼女の病室の扉を明け
寝ている彼女を見つめていた。
ーーそれが、貴女をまもるためなら
もう、近付かない...
僕を助けてくれてありがとう。
僕は想いを込めて彼女の唇にキスをした。
最初で最後のサヨナラのkiss。
胸が一杯で涙が溢れた。
僕の涙が彼女の頬を濡らす...
ーーごめん、やっぱり好きだ...
もう一度唇を重ねた。
彼女の頬がピクリと動き
眩しそうに目を開けた。
「坂井...くん...?!」
僕は驚いた。
彼女が目を覚ました。
「坂井くん、肘の怪我は大丈夫?」
ーーええ?!
今なんて 言った?!
「坂井くん?」
僕は彼女を見つめた
「僕を...覚えてる? の?」
「もちろん。
だって私を助けてくれたでしょ」
彼女がにっこり笑った。
ーーええ?! えええ?!
こんなことって!
こんな奇跡って?!
僕は彼女を強く抱き締めていた。