淡雪
第13章 愛されること
「大丈夫?」
璃子さんの優しい声が心に染みる
ーー俺の愛を受け止めてみようって
璃子さんのその言葉は
俺がずっと願っていたこと
「ありがとう」
心からの言葉が流れ出す。
「私の方こそ
坂井くん、私を愛してれてありがとう」
頬に一筋の涙が伝わった。
嬉しくて泣いているんじゃない。
何だろうこの感覚は...
「坂井くん?」
「璃子 愛してる
これからもずっと」
璃子さんから同じ言葉はまだ帰ってこないけど
俺が望んだ以上の展開になってきている気がする。
「璃子さん、俺のマネージャーから電話がいくから、詳しいことはその時に聞いて。
本当は一緒にいたいけど
いられなくてごめん」
「坂井くん、私は大丈夫。
坂井くんはお仕事頑張って。
私、坂井くんのお芝居好きなの」
璃子さん...
「璃子さん、俺頑張るよ。
それこそ璃子さんが惚れちゃうくらいの芝居してみせる」
俺は立ち上がって
「だから、帰ったらご褒美ちょうだい」
「ご褒美?」
「そ。璃子が壊れるまで抱かせて」
少しの沈黙
「バカ」
でもその声は笑ってる。
「じゃあ、そろそろ行くわ。
何かあったら連絡してね」
「わかった」
電話を切ると俺は颯爽と現場に向かった。
璃子さんの優しい声が心に染みる
ーー俺の愛を受け止めてみようって
璃子さんのその言葉は
俺がずっと願っていたこと
「ありがとう」
心からの言葉が流れ出す。
「私の方こそ
坂井くん、私を愛してれてありがとう」
頬に一筋の涙が伝わった。
嬉しくて泣いているんじゃない。
何だろうこの感覚は...
「坂井くん?」
「璃子 愛してる
これからもずっと」
璃子さんから同じ言葉はまだ帰ってこないけど
俺が望んだ以上の展開になってきている気がする。
「璃子さん、俺のマネージャーから電話がいくから、詳しいことはその時に聞いて。
本当は一緒にいたいけど
いられなくてごめん」
「坂井くん、私は大丈夫。
坂井くんはお仕事頑張って。
私、坂井くんのお芝居好きなの」
璃子さん...
「璃子さん、俺頑張るよ。
それこそ璃子さんが惚れちゃうくらいの芝居してみせる」
俺は立ち上がって
「だから、帰ったらご褒美ちょうだい」
「ご褒美?」
「そ。璃子が壊れるまで抱かせて」
少しの沈黙
「バカ」
でもその声は笑ってる。
「じゃあ、そろそろ行くわ。
何かあったら連絡してね」
「わかった」
電話を切ると俺は颯爽と現場に向かった。