淡雪
第13章 愛されること
言われた通り
新幹線の改札口まで来ちゃったけど
本当に大丈夫なんだろうか...。
しばらく待っていると
「璃子さーん!!」
大きく手を振る坂井くんの姿。
サングラスもマスクもない...。
大丈夫なの?
あまりに大きな声だから周りの人が振り向く。
もちろん坂井くんに気付く人もいて...
走り抜けるように改札を出て
坂井くんは私に近づくと
思いっきり抱き締めてきた。
えええ?!
それは、まずいよ。
みんな見てるよ。
私が坂井くんの胸を押そうとする。
「ダメ、離さない。
この瞬間をずっと待ってたんだから」
そう耳元で囁いて
坂井くんは...
私に...
キスをした...。
え?!
え?
当惑する私を気にもとめず
舌を絡ませてくる
うそ
でしょ。
私の見開いた目は
周囲の好奇の目を捉える。
マズイ...
思わず目を閉じた。
新幹線の改札口まで来ちゃったけど
本当に大丈夫なんだろうか...。
しばらく待っていると
「璃子さーん!!」
大きく手を振る坂井くんの姿。
サングラスもマスクもない...。
大丈夫なの?
あまりに大きな声だから周りの人が振り向く。
もちろん坂井くんに気付く人もいて...
走り抜けるように改札を出て
坂井くんは私に近づくと
思いっきり抱き締めてきた。
えええ?!
それは、まずいよ。
みんな見てるよ。
私が坂井くんの胸を押そうとする。
「ダメ、離さない。
この瞬間をずっと待ってたんだから」
そう耳元で囁いて
坂井くんは...
私に...
キスをした...。
え?!
え?
当惑する私を気にもとめず
舌を絡ませてくる
うそ
でしょ。
私の見開いた目は
周囲の好奇の目を捉える。
マズイ...
思わず目を閉じた。