淡雪
第18章 結婚の波紋
風呂場と繋がっている洗面所の鍵をかけて
璃子を抱き締め
唇を重ねた。
ーーダメだ 止められない
俺の腕の中で体を捩って逃れようとする璃子
逃すまいと華奢な体を強く抱き締めた。
ーーダメだ...
触れたら 止められなくなった
重ねた唇の隙間から舌の侵入を試みる。
グッと捩じ込んだ舌
だけど応えてくれることはない
璃子は俺から逃れることを諦め体の力を抜いた。
だからと言って抱きしめ返してくれるわけでも
舌を絡めてくれるわけてもない。
ただ...
時が過ぎるのを待っている...
ーー虚しい...
苦しい...
もう一度強く抱きしめてから
そっと璃子を離した。
璃子は複雑な顔をしている。
「ごめん...」
俺はその場から立ち去った。
璃子を抱き締め
唇を重ねた。
ーーダメだ 止められない
俺の腕の中で体を捩って逃れようとする璃子
逃すまいと華奢な体を強く抱き締めた。
ーーダメだ...
触れたら 止められなくなった
重ねた唇の隙間から舌の侵入を試みる。
グッと捩じ込んだ舌
だけど応えてくれることはない
璃子は俺から逃れることを諦め体の力を抜いた。
だからと言って抱きしめ返してくれるわけでも
舌を絡めてくれるわけてもない。
ただ...
時が過ぎるのを待っている...
ーー虚しい...
苦しい...
もう一度強く抱きしめてから
そっと璃子を離した。
璃子は複雑な顔をしている。
「ごめん...」
俺はその場から立ち去った。