淡雪
第18章 結婚の波紋
俺の部屋は角部屋。
隣は兄の部屋。
俺が風呂からあがると
璃子さんは俺のベッドでスヤスヤと心地のよさそうな寝息をたてていた。
ーー親父に結構飲まされてたもんな...
穏やかな璃子さんの寝顔を見つめる。
ーー俺、璃子さんと結婚したんだよな
なんか...
実感ないな...
本来であれば今日は
初夜
ということになる。
でも実家だし
マンションに帰ればいつでもできるし
今日はゆっくり寝かせてあげよう
と思っていたけど
やっぱり
気になる。
ーー兄さん隣でもう寝たかな?
薄い壁一枚
そういえば昔
大学生だった兄さんはよく女を連れ込んでたっけ。
高校球児だった俺は隣の部屋から聞こえてくるヨガリ声に悶々とした日々を送ってたな。
ちょっとイタズラ心が芽生えた。
あの時の仕返し
それに、兄さんには自覚してもらわないと
義兄だってこと。
ーー悪いけど
璃子さんは俺のものだから
寝ている璃子さんの首筋に舌を這わせた。
「んん...」
璃子さんは寝ぼけて体を捻る。
僕のTシャツ一枚で寝ている璃子さん
ーーこれ エロいでしょ
隣は兄の部屋。
俺が風呂からあがると
璃子さんは俺のベッドでスヤスヤと心地のよさそうな寝息をたてていた。
ーー親父に結構飲まされてたもんな...
穏やかな璃子さんの寝顔を見つめる。
ーー俺、璃子さんと結婚したんだよな
なんか...
実感ないな...
本来であれば今日は
初夜
ということになる。
でも実家だし
マンションに帰ればいつでもできるし
今日はゆっくり寝かせてあげよう
と思っていたけど
やっぱり
気になる。
ーー兄さん隣でもう寝たかな?
薄い壁一枚
そういえば昔
大学生だった兄さんはよく女を連れ込んでたっけ。
高校球児だった俺は隣の部屋から聞こえてくるヨガリ声に悶々とした日々を送ってたな。
ちょっとイタズラ心が芽生えた。
あの時の仕返し
それに、兄さんには自覚してもらわないと
義兄だってこと。
ーー悪いけど
璃子さんは俺のものだから
寝ている璃子さんの首筋に舌を這わせた。
「んん...」
璃子さんは寝ぼけて体を捻る。
僕のTシャツ一枚で寝ている璃子さん
ーーこれ エロいでしょ