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淡雪

第18章 結婚の波紋

「アッ アアアアッ アアアアッ」

美咲のヨガリ声で現実に引き戻される。

「どこにほしい?」

「なか に...」

「ピルは?」

「飲んで ます」

その答えを聞いて

ペニスを引き抜き美咲を振り向かせ

「口を開けろ」

美咲の口にペニスを押し込み

欲望をぶちまけた。


ーーピルなんか信用できるか

  危ない橋は渡れない。

  美咲だってその気はないんだから

  その言葉はただのプレーの流れでしかないのは充分わかっている。


美咲の口にドクドクと欲望が放たれていく。


「フゥ...」


俺は息をはいた。


力尽きたペニスを美咲が舐め始める。


「おい...

 やめろ

 さすがに人が来るだろ」


美咲は上目使いにそれを楽しんでいる様子。


「もう一回やるのか?

 その気もないくせに」


美咲はフフッと笑って


「バレたか」


とペニスを解放して立ち上がった。


俺のデスクの引き出しから
さっさとウェットティッシュを出し
ペニスを拭いている。

自分の足も秘部も床に散らした欲も拭きあげ

サッと立ち上がる。


「下のコンビニで下着買ってくる」


「なんだよ本当に持ってなかったのか?」


「フフッ なんかね

 陵が来る気がしたのよ

 だから、お口直ししてもらおうと思って」


「はあ? なんだそれ」


「ご馳走さま

 相変わらず私好みのSよ」


そういってキスをした。


「ったく

 余韻を楽しむとかねえーの?」


自分のズボンをあげながら聞く。



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