淡雪
第18章 結婚の波紋
自分でもなんでそんなことをしたのかわからない...
バッ
っと慌てて体を離すと
璃子はビックリした顔をして
硬直している
「ごめん!!」
なんか慌てて謝ったけど
謝った瞬間
璃子の双瞳から涙がこぼれ落ちた。
立ち上がり
急いで部屋を出ていこうとする璃子の手首をつかんだ。
下にいる母に知られるわけにいかないという
とっさの感情だったが
手首を握って少しすると
「キャーーーーー」
璃子が叫び頭を抱えてしゃがみこんだ。
ーー??
なん だ?
そう思ったけどどうすることもできなくて...
頭を抱えてしゃがみこんだ璃子を呆然と見下ろしていた。
璃子の叫び声を聞いて
慌てて2階に駆け上ってきた母親
「どうしたの陵?」
僕の方を一瞬見て
頭を抱えてしゃがみこんでいる璃子をみつけ
「大丈夫? 璃子ちゃん」
母は璃子を抱き締め背中をさすって落ち着かせようとしている。
「おばさーん」
璃子は泣きながら母にしがみついた。
母は璃子の背中をさすり続け
璃子が落ち着くのを待った。
ーーどうしよう...
俺がしたこと 母さんに バレる
僕は顔面蒼白で二人を見つめていた。
バッ
っと慌てて体を離すと
璃子はビックリした顔をして
硬直している
「ごめん!!」
なんか慌てて謝ったけど
謝った瞬間
璃子の双瞳から涙がこぼれ落ちた。
立ち上がり
急いで部屋を出ていこうとする璃子の手首をつかんだ。
下にいる母に知られるわけにいかないという
とっさの感情だったが
手首を握って少しすると
「キャーーーーー」
璃子が叫び頭を抱えてしゃがみこんだ。
ーー??
なん だ?
そう思ったけどどうすることもできなくて...
頭を抱えてしゃがみこんだ璃子を呆然と見下ろしていた。
璃子の叫び声を聞いて
慌てて2階に駆け上ってきた母親
「どうしたの陵?」
僕の方を一瞬見て
頭を抱えてしゃがみこんでいる璃子をみつけ
「大丈夫? 璃子ちゃん」
母は璃子を抱き締め背中をさすって落ち着かせようとしている。
「おばさーん」
璃子は泣きながら母にしがみついた。
母は璃子の背中をさすり続け
璃子が落ち着くのを待った。
ーーどうしよう...
俺がしたこと 母さんに バレる
僕は顔面蒼白で二人を見つめていた。