淡雪
第19章 危険なガーディアン
「あの...
専属の話なんですが」
話を切り出したのは璃子。
「実は賢夢に頼まれた。
璃子ちゃんを守ってほしいって」
彼女を見つめると驚いた顔をして僕を見る。
「坂井くんが?」
「ああ。
でもね、守るといってもさすがに俺にも限界があるから。側に居てくれないことには守れるものも守れない。
それに俺の専属になってくれれば無茶な仕事を入れることはしない。
悪い話じゃないと思うけど?」
僕は彼女の顔を覗き混んで微笑む。
「...
意地悪ですね」
璃子も微笑む。
「意地悪?」
「そんな顔で見つめられたら
断れないです」
璃子は恥ずかしそうに俯いた。
...はぁぁ
なんで結婚なんてしたんだ。
どう考えてもこれは絶対に落とせる状況じゃないか!
璃子の態度を見て無性に腹が立ってきた。
「バーボンのロック ダブルでくれ」
俺は少し八つ当たりぎみにバーテンに注文した。
バーテンのやつ下向いて笑ってやがる
ッッ クソッ
専属の話なんですが」
話を切り出したのは璃子。
「実は賢夢に頼まれた。
璃子ちゃんを守ってほしいって」
彼女を見つめると驚いた顔をして僕を見る。
「坂井くんが?」
「ああ。
でもね、守るといってもさすがに俺にも限界があるから。側に居てくれないことには守れるものも守れない。
それに俺の専属になってくれれば無茶な仕事を入れることはしない。
悪い話じゃないと思うけど?」
僕は彼女の顔を覗き混んで微笑む。
「...
意地悪ですね」
璃子も微笑む。
「意地悪?」
「そんな顔で見つめられたら
断れないです」
璃子は恥ずかしそうに俯いた。
...はぁぁ
なんで結婚なんてしたんだ。
どう考えてもこれは絶対に落とせる状況じゃないか!
璃子の態度を見て無性に腹が立ってきた。
「バーボンのロック ダブルでくれ」
俺は少し八つ当たりぎみにバーテンに注文した。
バーテンのやつ下向いて笑ってやがる
ッッ クソッ