淡雪
第19章 危険なガーディアン
Dioの社長との夕食会
俺と璃子はDioのショップでスーツとイブニングドレスを購入。
支払いをしようとすると
デザイナーからのプレゼントだと言われた。
その場で着替えメイクアップをした璃子に目を奪われた。
パリにいる間だけでいい...今だけ...
アップにした細いうなじに唇を落とす。
「綺麗だ」
耳許で囁くと璃子はほんのり頬を染める。
ーー今すぐホテルに戻りたい...
と思ったところでそういうわけにもいかず...
ショップの前に用意された車に乗り込む。
三ツ星レストランの本格フレンチに余裕ぶって挑みながら、フランス語がわからない俺はそれをいいことに好き勝手な日本語で返して通訳をする璃子をドキマギさせ楽しむ。
わざと耳打ちするふりをして耳たぶを噛んだり舐めたりしながら...。
するとデザイナーがニヤニヤしながら俺を見る。
「君はリコが大好きなようだね。
リコを射止めたのは君かい?」
リコが戸惑いながら通訳する
俺はちょっと残念そうに首を振る。
「俺は選ばれなかった」
「リコは君を振ったのか?」
「いや、俺は選ばれなかった」
璃子は忠実に通訳した。
デザイナーは悲しげな目で首を振った。
俺と璃子はDioのショップでスーツとイブニングドレスを購入。
支払いをしようとすると
デザイナーからのプレゼントだと言われた。
その場で着替えメイクアップをした璃子に目を奪われた。
パリにいる間だけでいい...今だけ...
アップにした細いうなじに唇を落とす。
「綺麗だ」
耳許で囁くと璃子はほんのり頬を染める。
ーー今すぐホテルに戻りたい...
と思ったところでそういうわけにもいかず...
ショップの前に用意された車に乗り込む。
三ツ星レストランの本格フレンチに余裕ぶって挑みながら、フランス語がわからない俺はそれをいいことに好き勝手な日本語で返して通訳をする璃子をドキマギさせ楽しむ。
わざと耳打ちするふりをして耳たぶを噛んだり舐めたりしながら...。
するとデザイナーがニヤニヤしながら俺を見る。
「君はリコが大好きなようだね。
リコを射止めたのは君かい?」
リコが戸惑いながら通訳する
俺はちょっと残念そうに首を振る。
「俺は選ばれなかった」
「リコは君を振ったのか?」
「いや、俺は選ばれなかった」
璃子は忠実に通訳した。
デザイナーは悲しげな目で首を振った。