淡雪
第19章 危険なガーディアン
翌朝、俺はホテルのラウンジでぼんやりコーヒーを飲んでいた。
フッと冷めた笑いが浮かぶ。
ーー何やってんだ、俺
好きなら抱けばいい。
欲しければ奪えばいい。
なぜ、その一歩がでない...
フゥーっとため息をつく。
??
なぜか背中に強い視線を感じて振り向いた。
璃子が口をへの字に曲げて立っていた。
ーー何だよ
なんでアイツがいる
俺は驚いて璃子を見つめる。
ツカツカと歩み寄ってきた璃子
「なんで私を置いていくんですか?」
「は?」
ーーいや、あの状況で仲良くカンヌに来ないだろ
普通...
「なんで勝手にカンヌに来てるんですか?
私はあなたの専属ですよ!
こんな大舞台にスッピンで出るつもりだったんですか?」
璃子は勝手に向かいの席に座った。
俺は言葉が出てこない...
「タキシードはどうするつもりだったんです?」
「そんなのレンタルでもなんでもあるだろ」
俺は苦し紛れに言葉を返す。
「はあ?!
プロ意識ないんですか?
世界中のメディアが来るんですよ!
自分を売り込むチャンスをみすみす逃すんですか?」
璃子がバカじゃないの?って顔で俺を見る。
フッと冷めた笑いが浮かぶ。
ーー何やってんだ、俺
好きなら抱けばいい。
欲しければ奪えばいい。
なぜ、その一歩がでない...
フゥーっとため息をつく。
??
なぜか背中に強い視線を感じて振り向いた。
璃子が口をへの字に曲げて立っていた。
ーー何だよ
なんでアイツがいる
俺は驚いて璃子を見つめる。
ツカツカと歩み寄ってきた璃子
「なんで私を置いていくんですか?」
「は?」
ーーいや、あの状況で仲良くカンヌに来ないだろ
普通...
「なんで勝手にカンヌに来てるんですか?
私はあなたの専属ですよ!
こんな大舞台にスッピンで出るつもりだったんですか?」
璃子は勝手に向かいの席に座った。
俺は言葉が出てこない...
「タキシードはどうするつもりだったんです?」
「そんなのレンタルでもなんでもあるだろ」
俺は苦し紛れに言葉を返す。
「はあ?!
プロ意識ないんですか?
世界中のメディアが来るんですよ!
自分を売り込むチャンスをみすみす逃すんですか?」
璃子がバカじゃないの?って顔で俺を見る。