淡雪
第19章 危険なガーディアン
「もしかしたらハリウッドからもヨーロッパからもオファーが来るかもしれないじゃないですか。
なのに光もしない俳優って...
どんだけ自分を売り込む気がないんですか?
スーパーアイドル脱却するってわりにはノープラン過ぎますよ」
小さくさざめいていたラウンジは璃子の日本語が大きく響いていた。
それでもまだ口を開こうとする璃子
ラウンジの視線が俺たちに集まる。
ーーああ!
もう、うるせーよ!!
俺は璃子の後頭部を押さえてわめく唇を塞いだ。
一瞬静まるラウンジ。
俺たちに集まっていた視線は無くなり、すぐにまた小さなさざ波が起きていた。
目を大きく開いたままの璃子。
でも口許が笑っている。
「ようやく 私に触れてくれましたね」
少し離れた唇がそう動いた。
今度は俺が目を見開く番。
「どういうことだよ」
璃子の口の中に俺の言葉が吸い込まれていく
「据え膳食わねば何とかって言うでしょ。
待ってたのになぁ」
璃子が艶っぽい目で俺を見る。
「おまっ
結婚してるってあんだけアピールしててよく言うよ」
俺たちの会話は唇の距離5mm
璃子は俺に額をつけて
色気たっぷりに見つめてくる。
「私が結婚指輪をしない理由知ってます?」
「なんだよ」
「田村さんが好きだから」
「なっっ」
俺は完全に固まる。
「なのに手も出してくれないなんて」
「お前なぁ...」
俺は5mm を塞いだ。
思いっきり璃子の口を堪能する。
戸惑いのない璃子の舌が俺に挑むように絡み付いてくる。
なのに光もしない俳優って...
どんだけ自分を売り込む気がないんですか?
スーパーアイドル脱却するってわりにはノープラン過ぎますよ」
小さくさざめいていたラウンジは璃子の日本語が大きく響いていた。
それでもまだ口を開こうとする璃子
ラウンジの視線が俺たちに集まる。
ーーああ!
もう、うるせーよ!!
俺は璃子の後頭部を押さえてわめく唇を塞いだ。
一瞬静まるラウンジ。
俺たちに集まっていた視線は無くなり、すぐにまた小さなさざ波が起きていた。
目を大きく開いたままの璃子。
でも口許が笑っている。
「ようやく 私に触れてくれましたね」
少し離れた唇がそう動いた。
今度は俺が目を見開く番。
「どういうことだよ」
璃子の口の中に俺の言葉が吸い込まれていく
「据え膳食わねば何とかって言うでしょ。
待ってたのになぁ」
璃子が艶っぽい目で俺を見る。
「おまっ
結婚してるってあんだけアピールしててよく言うよ」
俺たちの会話は唇の距離5mm
璃子は俺に額をつけて
色気たっぷりに見つめてくる。
「私が結婚指輪をしない理由知ってます?」
「なんだよ」
「田村さんが好きだから」
「なっっ」
俺は完全に固まる。
「なのに手も出してくれないなんて」
「お前なぁ...」
俺は5mm を塞いだ。
思いっきり璃子の口を堪能する。
戸惑いのない璃子の舌が俺に挑むように絡み付いてくる。