姫恋
第2章 ☆出会い
気付けば
知らない家に……
「ここどこ!?」
目が覚めた瞬間
知らない光景に唖然とした。
いつものバーでワインの大量飲酒し
それからの記憶が曖昧。
「…ッ」
思い出そうとすると
二日酔いで頭痛に邪魔される。
誰か頭痛薬を…
「起きたんだ」
「!?」
突然の声にハッとした。
頭を抱えて俯いていたから
気付かなかった。
そんな事よりも
昨日の男がなぜここに!?
ここってもしかしてホテル!?
まさかッッ
アタシは急いで自分の衣服の確認をした。
ちゃんと服は着ているみたい…。
「安心して。泥酔してる女を襲う気はないから」
そんな事
わからないじゃないですか。
「はい、水と薬」
「…ドラッグ?」
「さすがに俺も捕まりたくないよ。これは頭痛薬」
「…ありがとう。ここはどこなんですか?あなたは誰?」