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齧りかけの林檎

第6章 ● 君の名前 ♂side





彼女は半分くらいパスタが残っているところで、フォークを置いた。



「どした?もうおなかいっぱい?」



「うん、歩くん食べられたら食べてくれないかな?」



申し訳なさそうにジェノベーゼのお皿を渡してきた。



おれのパスタのお皿は、ウェイトレスさんによって片付けられてしまっていたため

彼女の使ったフォークで食べろってこと?








待って、これ。








・・・間接キスじゃん!?!?!?!?!












って、乙女かッッッ!!!!!




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