テキストサイズ

齧りかけの林檎

第7章 ● 君の手 ♀side




ゆっくりと歩くんの手を取った。



遠慮がちに手をきゅっと握ってきて、少し胸が震えた。



・・・反則だ。








さっき歩くんの友達に会った時に、

彼女がどうのこうのみたいな話が聞こえて

やっぱり彼女いるんだなって思った。



こんなにかっこいいし、

かわいいし、

すっごくモテるんだろうなって思ってたから

さっき『彼女いない』って言ってたけど

本当なのかな?



ストーリーメニュー

TOPTOPへ