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齧りかけの林檎

第7章 ● 君の手 ♀side




「手ぇあったか。

 もしかして、ポケットに手ぇ入れてた?」




「え、あ、うん・・・」




「今日は手ぇ繋ごうって言ったのにー?

 寂しかったなーおれの左手ー」









歩くんの破壊力パネェ・・・!









戦闘力53万は軽く超えてそう。



なにその笑顔。



だから、反則だってば・・・!




歩くんは冗談で言ったかもしれないけれど、

わたしの心臓はまた、ドキドキと高鳴った。








【第7章 君の手 ♀side END】

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