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齧りかけの林檎

第1章 ● 真っ赤な君 ♀side




この後本屋に寄って

なにか文庫本でも買おうとしていたが、

なぜかあの高校生の若い肌を見ていたら

早く帰ってパックしようと思ってしまった。





早く帰って

長くお風呂に浸かって、

お気に入りのパックでもしよう 、そうしよう。





だからって

あの高校生の肌には、

勝てるわけはないのだけれど・・・。






あの綺麗な焦げ茶色の瞳を思い出しながら、

少しだけワクワクした気持ちで帰路についた。








【第1章 真っ赤な君 ♀side END】

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