無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

さすがに、この時間まで

歩くんが居るわけないとは思ったが、

リビングやキッチン、

トイレなどを探してしまった。




シンクの横には、

昨日使った土鍋や食器が置いてあった。




ここまで片付けてくれたんだ。




申し訳ないなぁ・・・。




歩くんに連絡をしようと、

スマホを探す。




帰ってきたまま、リュックから出していなかった。




メール１件。




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201X　11/XX　22:09
To:ゆりさん
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お鍋ごちそうさまでした。
すごくおいしかったです！

片付けしないで帰ってきて
しまって、ごめんなさい。

鍵はかけてから、
郵便受けに入れておきました。

また遊びましょうね！
おやすみなさい。
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鍵までかけていってくれたんだ。