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齧りかけの林檎

第15章 ● 君の気持ち ♂side




ベッドから出て、部活のジャージに着替え、

ダイニングに向かうと



「あんたどうしたのその顔?

 またゲームでもやってたの?

 ほら部活でしょ、

 早くそこ座って食べちゃいなさい」



ってオカンに言われて、

朝メシなんて食べたいと思わなかったけれど、

部活でぶっ倒れても困るから

もそもそと口にパンを入れながら、

牛乳で流し込んだ。




「ごっそさん、

 いってきます」




バッグを持って、家から出た。




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