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齧りかけの林檎

第16章 ● 王子様な君 ♀side




それはそれで、充分エッチだよ!


足で挟むってなに!


言ってることがよくわからない!




歩くんは、そんなわたしのことなんて

おかまいなしに、

優しくベッドに誘導してくる。




「先にベッド入っていい?」


「ど、どうぞ」




この高校生慣れすぎてる。



食われる食われる食われる。




歩くんはベッドに掛かっている

羽毛布団と毛布を捲ると

「あっ、」

と言って、わたしのほうに振り向いた。




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