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齧りかけの林檎

第18章 ● 君のために ♀side




いつも買っている歯ブラシの

ピンクとブルーの2本を並べて眺めると、

そのままカゴに入れた。



レジに向かって清算を済ませると、

隣にあるスーパーに向かった。




家にはまだ、あの大根が残っていた。




煮物にしようと思い、

スマホでレシピを見ながら

魚や野菜を買い込んだ。




なぜかいつもより、

少し多めに。




べ、別に、

なにも期待なんて、していない。





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