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齧りかけの林檎

第5章 ● 君の名前 ♀side




なぜかわからないけれど、

その、恥ずかしそうに笑う顔が見たかった。



年がすごく離れていることはわかっていたけれど、

昨日の真っ赤な君を見てかわいいと思った。



こんなにモテそうな男の子が、

こんなに真っ赤になることなんてあるのかと、不思議だった。













「あ、あの・・・そ、そのぉ・・・」




今日もやっぱり恥ずかしそうにする君。




こんなこと思ったら失礼なのはわかっている。



でもやっぱり、








か、かわいい・・・。



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