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祠の鬼

第6章 迷走、闇の中

無言で作業を進め、思いつくままに言葉を入れてクリックする――それの繰り返し。



「鬼伝とそんなに内容は大差無いな……」

「鬼伝?」

「鬼の考察とか、書いてある本」



内容はほぼ一緒だが、響は一通り目を通す。その横でありさがパソコンを見つめている。



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