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祠の鬼

第7章 空白を埋めるもの

南田沙夜の死後、鬼楓学園は閑散としていた。



今までより更に不気味な雰囲気を纏い、一部の生徒の間では封印が解けたとか、様々な憶測が飛び交っているくらいだ。



再開の目処についてはまだ経っていないが、男は思う。



ここへ来る者は必ずいる、だろうと。



偶然、学園に立ち寄った男は学園を眺めていた。



ただそれだけのこと……



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