テキストサイズ

アイドル様の、ホントのお顔

第2章 ~はじまり~

「ちょっと待っててね。」

RENはそう言うと、奥の部屋に消えて行った。

「お待たせ。」

戻ってきたRENの手には…

「待たせてごめんね?」

「なっ…」

手錠が。

「なんでそんな…っ!!?」

「理由、聞きたいんでしょ?」

驚いている間に、ソファに押し倒されてしまった。

「ちょ、なっ…!!」

「これが理由。」

右手をソファの足に手錠で繋がれ、それと同時にシャツを脱がされる。

「ふざけんなっ!! はずせよ!!」

自分が置かれている状況をようやく理解し、必死に抵抗する。

「抵抗しても無駄だ。 俺に勝てるわけないだろ。」

「…っ…」

RENの豹変ぶりに、俺の身体は固まった。

「いいな、この格好。 すごくそそられる。」

「ッ……」

いつものRENからは想像できないような姿。

「なっ…んで、こんなことすんだよ。」

「ん?」

震える声を絞り出して、RENにそう尋ねる。

「楽しいからに決まってんだろ。」

「っ…最低だな。」

俺の言葉を、RENは鼻で笑った。

「お前みたいな強気な奴を泣かせるのは、最高の快感だぜ?」

「……っ」

こいつ…こんな奴だったなんて…

「たっぷり可愛がってやるから、いい顔で泣いてくれよ?」

「ぅっ…」

たくし上げられたシャツから出た胸の突起を、RENは迷うことなく舐めてきた。

「…っ…」

「強気そうな顔して、案外淫乱なんだな。 乳首立ってるぞ?」

嫌なのに…身体は素直に反応してしまう。

「ほら、早く泣いてみせろよ。」

そう言いながら、俺の下半身に手を添えたRENを睨み付ける。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ