秘密の兄妹
第10章 嫉妬
「お兄ちゃんっ、ネクタイほどいてっ!抵抗しないから!お願いっ!」
「黙れ!裏切り者…」
お兄ちゃんは冷たい目で私を睨む。
怖くて何も言えなくなる。
お兄ちゃんは携帯を取り出すと、裸で両手を縛られている私にそれを向ける。
カシャ、カシャ、
えっ……写…真…?
お兄ちゃんは撮った写真を確認する。
「お前の裸の写真、お前の顔入りでよく撮れてる。」
「お兄ちゃん!お願いっ消して!!」
「お楽しみはこれからなのに口答えするな!!」
そう言うと、お兄ちゃんは私の胸の蕾を口に含みながら携帯でその様子を自撮りする。
カシャカシャ
「…お前の胸の先端、兄貴の俺にしゃぶられてる姿、よく写ってる。」
「……っ…」
お兄ちゃんはそれを合図にいろいろな角度から私の裸の写真を撮りはじめた。
どんなに私がやめてと頼んでも、お兄ちゃんは聞き耳なんて持ってくれなかった。
「……紫織、脚開け……」
「だめっ!それだけは絶対にいやっ!」
「開かないと今まで撮った写真、俺の携帯の中に入っている奴らの全員のアドレスに一斉送信する。」
「…っつ」
私は涙を流しながら脚を開いた。
カシャカシャ、カシャ!
「お前の濡れてるここ、丸写り。愛液もちゃんと写ってる…」