
秘密の兄妹
第10章 嫉妬
そして、今度は椅子の背もたれに私の両手を縛りつけた。
お兄ちゃんの椅子から動けない状態の私……
なに…する気……?
お兄ちゃんは机の引き出しから何かを取り出すと、小さな塊みたいなものを私の秘部の中にぐいっと入れた。
「あんっ…!…嫌っ、何…これ……」
「ワイヤレスのローター。お前、こういう大人のオモチャ知らねえの?どこまで純粋なんだよ…」
お兄ちゃんは小さなリモコンみたいなもののスイッチを入れる。
ウィィィーーン…
「あっ…ぅんっ……ああっ」
穴の中で振動するそれに膣内が揺さぶられて私の口から甘い声が漏れる。
「…何?まだ1段階なのにそんなに感じる?…お前、本当に感じやすいのな。」
「じゃあ、裏切ってくれた感謝のしるしに、一気に振動の激しい5段階にしてやるか……」
お兄ちゃんはまた、リモコンのスイッチを押す。
ウィィィィーーン……
ウゥィィィーーン……
ぶるぶるっ…
「あんっぅ…はあぅ…ああん…」
私の中を踊るように激しく震えているその機械に、信じられないほど私の身体が感じてしまう。
お兄ちゃんはしばらく私のその様子を黙って見ていた。
急にお兄ちゃんはニヤッと笑うと、リモコンを自分のベットの上に投げ捨てた。
「俺、風呂入ってくるから、しばらく一人でやってて。」
「…えっ、やだっ…お願い、これ抜いていって!」
「駄目だ、俺の部屋で一人で感じてろ。」
お兄ちゃんはそう私に言い放つと、お風呂に入りにいってしまった。
