秘密の兄妹
第5章 女にされていく妹
一週間後…
やっと生理が終わった……
勉強をしてお風呂に入ってから、なるべく早い時間帯にお兄ちゃんの部屋に向かう。
トントン
「お兄ちゃん、ちょっといい?」
「ああ、入れ、紫織。」
私がお兄ちゃんの部屋に入ると、お兄ちゃんはマンガの本を読みながらソファーに座っていた。
…言わなきゃ、生理が終わったこと……。
「あっ、あのね…生理が終わったの。だから……」
私がうわずった声でそう言うと、お兄ちゃんは意地悪な顔をして私に聞き返す。
「だから何?」
ひどい…私の言いたいこと分かってるくせに……でも、もう私も限界……
「だ、だからねっ…」
や、やっぱり言えないよ……だから抱いてだなんて……。
「ひっく…ひっく…っつ…」
私が堪えきれずに泣き出すと、お兄ちゃんは私の手を引き、私をベットの上に座らせる。
お兄ちゃんはベットの下であぐらをかくと、泣いている私の顔に手を伸ばす。
「まったく、何で言えないのかね、うちの妹は……」
「生理が終わったから、もう一人でしないで私としてくださいって一言いえばすむ簡単なことを……」
「うっ…くっ…ひっく……」
「…紫織、下着はいつものようにつけてないな?」
私は頷いた。
「じゃあ、しようか。【本物】の紫織でさせて……。」
「…はい。」
…もうダメだ……
ダメなんだ……
私はもうとっくに心も身体もお兄ちゃんに侵されてしまってる……。