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らいち♀はホモになりたい

第2章 蒲田大貴

『おう、紛らわしいから谷中って呼ぶな!』

うわ。女のらいちの方が、やっば大事なんだ。

「そうか。わかったよ。よろしくな蒲田!」

『よろしくー!
あ、ねぇ、俺、同じ中学の人居なくてさー。だから仲良くしてくれよぉ!』

「もちろん!僕もともだちいなくてさ、大貴が頼りだよ。」





『…おうー!』

今の間は何だ?
いや、すぐに分かった。つい口が滑っていつもの癖で大貴と言ってしまったんだ。

しまった…。

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