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らいち♀はホモになりたい

第2章 蒲田大貴


『君ー、どこ中?』

そう話しかけられたが動揺しない。
これは想定済みだったから。
振り向いてこう言えばいい。

「あー、僕中学は海外だったので。」

こう言えば大貴に勘づかれないだろう。









『そぉー!すごいなぁー。』

たとえ大貴が相手だとしても……。




「そ、そそそ、そんなことない、よ…。」

大貴、何でおまえさんなんだよ…。

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