
隣にいるのがあたりまえ
第2章 過剰なスキンシップ
二人は、俺達におはようごさいますだけ言ってぼそぼそと会話をしながら部屋を出ていった。
打ち合わせに行っちゃったかぁ・・・・・
翔ちゃんに嫉妬して、勝手に不機嫌になって一言も喋らない俺に、気を使って話しかけてこない相葉さん。
本当そういう所敏感なんだよ。
「・・・・・この後って5人で収録でしょ?」
「うん!久しぶりに5人揃うねー」
久しぶりって3日前会ったばっかりですけど。
「あっ!ねぇねぇ、今日家くるでしょ?」
「え?なんで?」
「え、来ないの?」
なんでこっちが聞いてんのに聞き返してくんだよ!
「いいけど・・・・・」
まぁ、最初から行くつもりでしたけど。
