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補習の常連さん

第4章 御泊まり

「今日から此処使っていいよ」

連れてこられた先は保健室だった。
俺は少し緊張しながら保健室の中へと入いる。

実は保健室に入ったのはこれが初めてだったりします。

「はい、これ此処の鍵。渡しとくから」

「あ、はい」

俺は慌てて鍵を受け取る。

今日は此処で一夜を過ごすのか、
なんか知らないけど少しだけワクワクしてる。

「で、どうする?」

俊助は「ん?」と聞き返した。

「数学。まだやる?流石に遅いから眠たいよな」

「あ、大丈夫です」

「じゃあする?」

「先生がまだ大丈夫なら…」

「俺は大丈夫だよ。俊助に任せる。」

「んー、どしよ…」

「悩むのかい」

「だって…んーどうする?」

「じゃあやるぞ」

「あ、はい」

もう・・・
俺は決めて貰わないと出来ないのかよ・・・

俊助は自分のはっきりとしないところに反省する。

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