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俺の言葉に千秋は微笑んだ


「確かにそうですね。お疲れ様でした」


自分だって疲れているにも関わらず、俺のことを労ってくれる
そのことに俺の顔にも自然と笑みが浮かんだ

千秋の頭に手を置いて真っ黒な髪をすく


「あとはお前が可愛かったから」


率直な感想を伝えると千秋の顔が真っ赤に染まった


「そんな……こと、ない……です……」


俯いた千秋の髪の毛から手を顎に移して顔を上げさせる
そして軽く閉じていた唇を食むようにキスをした


「……っ、ぁ……」


すげぇ久しぶりな気がする


自分の唇を舌で舐めると、千秋はその仕草にも顔を赤くした


「……恥ずかしいです……ね……？」


その顔で上目遣いは反則だろ


「そうだな。でも……もっと……」


再びキスをしようと顔を近づける
すると目の前の千秋が急にいなくなった


「！」
「……っん……」


犯人は悠史で、腕を引いて自分の方に引き寄せた千秋に俺がしたのと同じようなキスをしている


「二人だけで、なんてズルイですね？」
「ゆうしさ……っ」


悠史が風呂からあがってるのは気がついてたんだけど、着替えるの早すぎだろ

もうちょいゆっくり来いよ