無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

どうでしょう、と笑いながら彼女の身体に巻かれていたタオルに手をかけた

唇は首筋へと移動させて舐めたり吸ったりを繰り返す


完全にタオルをどけてしまうと、現れる細い身体と豊満な胸

胸の突起周辺を焦らすように舐めれば頭上からは艶めかしい声が聞こえてくる



「せ、いやぁ……っそこ……ちゃんと、シて……っ」
「はい」


可愛らしいおねだりに微笑んで返して、すぐに先端を優しく吸う


「はぁぁあ……あっ……」


胸の下側にもキスを落としながら、手は徐々に下に下つていく


「ここ……もう濡れてますね……」
「やぁ……言わな、いで、ぇ……」


恥ずかしがるのが上手だな


なんて冷めたことを考えてしまった
そして


男はこんなに物欲しそうに誘う穴は持ち合わせてないのに


何でそこで男の身体を想像してしまったか、なんて理由はわかってる
目の前で横たわる小柄な女性を、同居人の義兄と重ねてしまったからだ


ああ

やっぱり
だめだったかもしれない

息が荒くなってきてる


視界の先にあるのは女性の脚の間から溢れる愛液


少しだけ


両脚を軽く開かせて脚の間に顔埋める


「ぁ……聖夜……っ……」