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言葉で聞かせて

第6章 休息?


菜摘の頭の後ろを支えていた手をゆっくり移動して耳を軽く擽ると、身をよじって少し抵抗された


惜しむように唇を離すと大きな目に捉えられる


「ベッド、行きましょ?」
「……あぁ」


二人でベッドに腰掛けて再びキスをする
背中を支えながらゆっくり横たえた




あーーーなんか物足んねえな


「なぁ」
「なあに?」
「俺のこと誘ったんだから、覚悟は出来てんだよな?」
「……え?」


俺は仰向けに倒した菜摘の足元に座った

そしてズボンの前をくつろげる


「舐めろ」
「え?」
「聞こえねえのかよ?」


身体を起こした菜摘の頭の後ろを掴んで俺の股間に近づけた


「舐めろって言ったんだけど」


菜摘はそれまでの余裕な態度から豹変して顔を真っ赤に染めた


「ぇっ……や、むりっ……私やったことないしっ」


俺は菜摘の動揺を鼻で笑い飛ばしてやった


「はっ、うるせぇよ。お前から誘ってきたんだから、これぐらい覚悟してんだろ?……俺は優しい聖夜君とは違うのよ」


至近距離で思いっきり睨みつける


「……っ」


お?ギブアップか?

まぁ、もとから俺の客な訳じゃねぇんだし無理もないか

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