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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第13章 〜疾風、シュターム

「そういえば、鹵獲した敵機のクラング・ハイノート、あれらの解析も終わったらしいな

またキミ、もらったらいいんじゃないか?

前みたいに強引なハイブリッド機…、


キミ、そんなの得意だろ?」



「……また墜落するんじゃないですか…」



「そこまでがお約束なのか? 笑えんな」


「アナタが言い出したんじゃないですか!」



「…でも、まぁ、凄い特技じゃないか…、

拾ってきたパーツを現地調達して…

乗りこなして……、



……乗りこなせて無いな…」



「……墜落するんで……」



「そう悲観するな…! 

今ならマリコの機体に、アンジェラの機体、

敵機まで有って……


よりどりみどりじゃないか!

パーツばっかり!」





なんだかシンシアは楽しそうだ



「隊長…、コーヒーのお代わりもらえますか…

甘いやつで…、


なんだか急激に胃が…」



「お代わりって……、上司に……、

キミなぁ……」





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