浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第15章 ビルマ戦線〜シュターム対シュメッターリング
ブリッジのクルーが慌ただしい
どうやらキュール・シュランクの交戦の情報が入ってきたらしい
シンシアは現在の母船がパイロット不足な事を理解していた
新型兵器“シュターム”を受領したものの、自分たちはビルマ
キュール・シュランクが交戦しているのはタイ
そしてドイツから補填されるはずだった兵器やパイロットがことごとく全滅させられたことにより、救援に向かえるのは遠くても自分たちしかいなかった
ドイツ、ハノーヴァー研究所スタッフの女性ユッタに声をかける
「わたし、行きます」
「まだ実機訓練もしてないのに…、といってもムダみたいね、アナタの性格からして」
「母船が落とされたら、訓練しても意味が無いですから」
「あそこにいい人でも出来た?」
シンシアは無視してタラップを降りていった
そのときブリッジのクルーが叫ぶ
「待って! なに、コレ」
レーダーからすべてがブラックアウトしていく
「ミノフスキー粒子? 敵機が近くにいる!
総員戦闘配置!」
シンシアは既にヘルメットをかぶりタラップ下に降り立つ
ミデアの格納庫が展開していく
と同時に外気の強風が格納庫に吹きわたる
「な、なんだ? どうした!」
格納庫のシュタームのコクピットから半裸のハンズィ隊長と同じく半裸の女性クルーが顔を出す
「先に行きます」
シンシアは滑り込むようにコクピットへ吸い込まれた
「オールクリア! シンシア、シュターム出ます」
「敵機の機影は5、認証コードなし!新兵器です」
「なら、こちらも新兵器です、行きます」
「どうぞ!」
どうやらキュール・シュランクの交戦の情報が入ってきたらしい
シンシアは現在の母船がパイロット不足な事を理解していた
新型兵器“シュターム”を受領したものの、自分たちはビルマ
キュール・シュランクが交戦しているのはタイ
そしてドイツから補填されるはずだった兵器やパイロットがことごとく全滅させられたことにより、救援に向かえるのは遠くても自分たちしかいなかった
ドイツ、ハノーヴァー研究所スタッフの女性ユッタに声をかける
「わたし、行きます」
「まだ実機訓練もしてないのに…、といってもムダみたいね、アナタの性格からして」
「母船が落とされたら、訓練しても意味が無いですから」
「あそこにいい人でも出来た?」
シンシアは無視してタラップを降りていった
そのときブリッジのクルーが叫ぶ
「待って! なに、コレ」
レーダーからすべてがブラックアウトしていく
「ミノフスキー粒子? 敵機が近くにいる!
総員戦闘配置!」
シンシアは既にヘルメットをかぶりタラップ下に降り立つ
ミデアの格納庫が展開していく
と同時に外気の強風が格納庫に吹きわたる
「な、なんだ? どうした!」
格納庫のシュタームのコクピットから半裸のハンズィ隊長と同じく半裸の女性クルーが顔を出す
「先に行きます」
シンシアは滑り込むようにコクピットへ吸い込まれた
「オールクリア! シンシア、シュターム出ます」
「敵機の機影は5、認証コードなし!新兵器です」
「なら、こちらも新兵器です、行きます」
「どうぞ!」