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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第16章 ニューフェイス

「そ、そんなことより……ここは男性の部屋ですよ!」


「他のクルーはみな団体部屋なのに、アナタは団体部屋を一人で使ってるのね?


弟と歳が近いから、見かけたときから気になってたのよ


それにステディたちとお別れしたばかりなんでしょ?」



「弟って………、一緒に寝るような歳なんですか? ボクはそんな子どもじゃないんですけど……

あ、それにステディな関係じゃないですから!


誤解されるから!」


「弟はカナダに居ます!

いま7歳デス!


では…ステディなのはさっきの女の子デシタカ? これは失礼!怒らせましたかね」



「7歳って………、完全に子どもじゃないですか……

それにさっきのヒトはボクの上司です!



ああ、早く説明しておかないと…、


また話しがややこしくなる…」



ナオトはいそいそと軍服を着て部屋を出ていった



残されたソニアは肌着の上から軍服を羽織り、身支度をすませていった


「ドーヨーしちゃって、かわいいボーヤですね」

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