浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第16章 ニューフェイス
シンシアは艦長たちと軽い食事も済ませていたため、特に夕飯を摂ろうとも思わなかった
ミーティングも終わったし、レポートも終わった
副長ヴァイカートに任せていた部隊の報告も目を通したし、ひと通りの職務は完了させている
シャワーを浴びようかと廊下に出たとき、ふと自分宛てのメールを確認しておこうとネットルームに向かい、ナオトとエッタの姿を確認したのだった
最初は無視しようとしていたが、なんとなく自分の話題をしているような雰囲気だった
わざわざイヤミを言ってやろうと声をかけたのだ
結果、ますます機嫌を損ねたシンシアはようやくシャワールームへ辿りつく
女性用のロッカールームを通り抜ける
自分のロッカーの前でデジタルロックを解除し、着ている服をどんどんロッカーに突っ込んでいく
着替は持ってきていないが、軍からの試供品ならタオルを置いてある棚にいくつかの肌着がパック詰めされている
とりあえずタオルだけ手に取り、肩から下げてスタスタ歩く
ロッカールームの隣にシャワールームがある
隣と簡単な仕切りがあるだけで、
扉もあるがほぼ意味を成してない
付けてあるだけだ
隣にだれか居るようだが、わざわざ離れるのも面倒なのでそのままシャワーのノブをひねる
まだ冷たいままの水が吹き出る
冷たい水からなのはいつものことなのでシンシアは慣れていたが、隣から「冷たっっ?」と声が上がった
まだ冷たい水が隣にも跳ねたか、落ちた冷水が向こうに流れてしまったのかもしれない
隣の声の主をふと見ると今朝ナオトの部屋に潜り込んでいたソニアだった…
ミーティングも終わったし、レポートも終わった
副長ヴァイカートに任せていた部隊の報告も目を通したし、ひと通りの職務は完了させている
シャワーを浴びようかと廊下に出たとき、ふと自分宛てのメールを確認しておこうとネットルームに向かい、ナオトとエッタの姿を確認したのだった
最初は無視しようとしていたが、なんとなく自分の話題をしているような雰囲気だった
わざわざイヤミを言ってやろうと声をかけたのだ
結果、ますます機嫌を損ねたシンシアはようやくシャワールームへ辿りつく
女性用のロッカールームを通り抜ける
自分のロッカーの前でデジタルロックを解除し、着ている服をどんどんロッカーに突っ込んでいく
着替は持ってきていないが、軍からの試供品ならタオルを置いてある棚にいくつかの肌着がパック詰めされている
とりあえずタオルだけ手に取り、肩から下げてスタスタ歩く
ロッカールームの隣にシャワールームがある
隣と簡単な仕切りがあるだけで、
扉もあるがほぼ意味を成してない
付けてあるだけだ
隣にだれか居るようだが、わざわざ離れるのも面倒なのでそのままシャワーのノブをひねる
まだ冷たいままの水が吹き出る
冷たい水からなのはいつものことなのでシンシアは慣れていたが、隣から「冷たっっ?」と声が上がった
まだ冷たい水が隣にも跳ねたか、落ちた冷水が向こうに流れてしまったのかもしれない
隣の声の主をふと見ると今朝ナオトの部屋に潜り込んでいたソニアだった…