浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第17章 プライベート・ルーム
「……隊長、こんな時間にどうしたんですか」
ナオトが慌てるように聞いてくる
上官のひとりの時間を邪魔してしまったのでは?と考えたようだ
驚いているのはナオトだけではない
シンシアも同様だ
しかも少し時間が経っているとはいえ、さきほどソニアから余計なことを言われただけに妙に意識してしまう…
ただの心地よい程度の部下なんだけどな……
「わ、私はコーヒーを飲みに上がってきただけだ……、少しうたた寝してしまって眠れなくてだよ…」
「ああ、それでそんなラフな格好で……」
上下スェットに軍の制服を肩から羽織ってるだけのあまり部下に見られたくない格好だ
「キミは何をしてるんだ?エッタとデータ分析してたんじゃないのか?」
楽しそうに二人が並んで座っている光景が浮かぶ
「……はい、いろいろ見ていたんですけど
エッタさんが仕事以外の話しばかりしてきたので途中で打ち切ったんです…
それで部屋に戻ったら……」
シンシアはピンときた
「……どうせソニアが裸で迫ってきたんだろう」
ナオトはこちらを振り向いてきたが
何も答えず、黙っていた
当たったようだ
「私がとやかく言うことではないがな」
シンシアは興味なさげにつぶやいた…
ナオトが慌てるように聞いてくる
上官のひとりの時間を邪魔してしまったのでは?と考えたようだ
驚いているのはナオトだけではない
シンシアも同様だ
しかも少し時間が経っているとはいえ、さきほどソニアから余計なことを言われただけに妙に意識してしまう…
ただの心地よい程度の部下なんだけどな……
「わ、私はコーヒーを飲みに上がってきただけだ……、少しうたた寝してしまって眠れなくてだよ…」
「ああ、それでそんなラフな格好で……」
上下スェットに軍の制服を肩から羽織ってるだけのあまり部下に見られたくない格好だ
「キミは何をしてるんだ?エッタとデータ分析してたんじゃないのか?」
楽しそうに二人が並んで座っている光景が浮かぶ
「……はい、いろいろ見ていたんですけど
エッタさんが仕事以外の話しばかりしてきたので途中で打ち切ったんです…
それで部屋に戻ったら……」
シンシアはピンときた
「……どうせソニアが裸で迫ってきたんだろう」
ナオトはこちらを振り向いてきたが
何も答えず、黙っていた
当たったようだ
「私がとやかく言うことではないがな」
シンシアは興味なさげにつぶやいた…