浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第17章 プライベート・ルーム
ナオトは話しを逸らしたくなってきた
このまま女性陣の話題を続けても仕方がない…
「それにしても……、隊長の操縦コントロールは本当に凄いです!
なんというか……、神がかっています!」
シンシアは必死で話題を変えようとするナオトの真意がわかりやす過ぎて笑ってしまった
シンシアはすぐ横の自販機でコーヒーを選ぶ
「…お世辞は無用だ、……一応これでもキミより経験値はあるからな、ダテに派手な色のペイントはしないさ」
「……あの赤いパーソナルカラーは……、敵機から注視させて仲間の機体へ向かせない為ですか?」
「……そうだな……そうかもしれない……、あまり深く考えてはいないが、そうなんだろうな
私が新兵だった頃の部隊長も赤い機体だったんだよ……、無意識に影響されてるのかもしれないな……」
シンシアは遠い眼をしていた
ハッックションッッ!!!
ナオトは雰囲気を潰すようなクシャミをした
確かに夜は冷える
シンシアは自分がひとくち飲んでいた自販機のコーヒーをナオトに手渡した
ナオトはぺこりと頭をさげ、ひとくちだけ戴いてすぐに返した
そのときシンシアの指に触れた
「キミ、指が冷え切ってるじゃないか!
もうさっさと寝ろ!それでなくてもこのキュール・シュランクは寒いんだ」
「いや……でも……戻れないですよ…」
ナオトは困惑した表情をした
このまま女性陣の話題を続けても仕方がない…
「それにしても……、隊長の操縦コントロールは本当に凄いです!
なんというか……、神がかっています!」
シンシアは必死で話題を変えようとするナオトの真意がわかりやす過ぎて笑ってしまった
シンシアはすぐ横の自販機でコーヒーを選ぶ
「…お世辞は無用だ、……一応これでもキミより経験値はあるからな、ダテに派手な色のペイントはしないさ」
「……あの赤いパーソナルカラーは……、敵機から注視させて仲間の機体へ向かせない為ですか?」
「……そうだな……そうかもしれない……、あまり深く考えてはいないが、そうなんだろうな
私が新兵だった頃の部隊長も赤い機体だったんだよ……、無意識に影響されてるのかもしれないな……」
シンシアは遠い眼をしていた
ハッックションッッ!!!
ナオトは雰囲気を潰すようなクシャミをした
確かに夜は冷える
シンシアは自分がひとくち飲んでいた自販機のコーヒーをナオトに手渡した
ナオトはぺこりと頭をさげ、ひとくちだけ戴いてすぐに返した
そのときシンシアの指に触れた
「キミ、指が冷え切ってるじゃないか!
もうさっさと寝ろ!それでなくてもこのキュール・シュランクは寒いんだ」
「いや……でも……戻れないですよ…」
ナオトは困惑した表情をした