浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第18章 フリーゲン・ユニット
「な、な、な、……なんでボクが隊長の部屋に同室になるんですかっっ???」
ナオトはランチタイムに公衆の面前で狼狽してた
皆は黙って静かなランチタイムをとっていたが、耳だけはニュースの当事者たちのテーブルに集中していた
「…なんでって、キミが言ったんじゃないか」
シンシアは目を閉じながら静かにサラダを突付く
同じテーブルについていた隣のヴァイカート副長も冷や汗を垂らしながら、
どうして今日に限ってコイツらが隣に座ってくるんだ、とげんなりしていた
「もともと同室だったのはアンジェラだったんだ、空いてるからいいじゃないか」
「女性同士だから別にいいじゃないですか!」
ヴァイカートは内々の事をよく知っていたので、アンジェラとヤンが同室になって、シンシアのところから出て行ってた過去の事はナオトには黙っていた
「ナオト……、お前な……ヤッた女に恥をかかせるなよ…」
「ヤッてない!」
「ヤッてない!」
“じゃあ、何なんだよコイツら”
ヴァイカートは若干イライラし始めた…
「私のベッドに近付いたら容赦無く撃ち殺すからな」
「それはボクのセリフですよ、ボクの私物に指一本触れないで下さいよ!」
「迷い子のキミに私物なんて無いじゃないか」
ヴァイカートは二度と同じテーブルで食事を摂らないようにしようと誓った
ナオトはランチタイムに公衆の面前で狼狽してた
皆は黙って静かなランチタイムをとっていたが、耳だけはニュースの当事者たちのテーブルに集中していた
「…なんでって、キミが言ったんじゃないか」
シンシアは目を閉じながら静かにサラダを突付く
同じテーブルについていた隣のヴァイカート副長も冷や汗を垂らしながら、
どうして今日に限ってコイツらが隣に座ってくるんだ、とげんなりしていた
「もともと同室だったのはアンジェラだったんだ、空いてるからいいじゃないか」
「女性同士だから別にいいじゃないですか!」
ヴァイカートは内々の事をよく知っていたので、アンジェラとヤンが同室になって、シンシアのところから出て行ってた過去の事はナオトには黙っていた
「ナオト……、お前な……ヤッた女に恥をかかせるなよ…」
「ヤッてない!」
「ヤッてない!」
“じゃあ、何なんだよコイツら”
ヴァイカートは若干イライラし始めた…
「私のベッドに近付いたら容赦無く撃ち殺すからな」
「それはボクのセリフですよ、ボクの私物に指一本触れないで下さいよ!」
「迷い子のキミに私物なんて無いじゃないか」
ヴァイカートは二度と同じテーブルで食事を摂らないようにしようと誓った