浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第18章 フリーゲン・ユニット
訓練室から退室したナオトは業務も終わり、あまりの空腹と疲労感で早く落ち着きたかった
腹が減ったままだと眠れないかな?
でもメシよりも睡魔が…
食堂でサンドイッチなど軽食だけを手にしてナオトはシンシアとの部屋に戻った
シンシアが部屋に戻った時間は遅い時間だったが、ソファーで眠りこけている同居人の手から食べかけのサンドイッチを取り上げた
“すっかり疲れきってるな……、
説教でもしてやろうと思ったが今夜は勘弁してやるか……”
シンシアはナオトに毛布をかけてやり、自分はベッドに腰掛けて部下からの日報を確認していった
ほとんどは管制塔から目視していたのでとりたてて気にするようなレポートは無い
公私混同をするつもりは無いが、やはりついナオトのレポートはじっくり読みこんでしまう
問題点や、今後の課題は理解しているようだが、まだまだ未熟ということか…
ナオトの寝顔を見つめてしまう
“こんな若い男を傍に置いてしまって…”
シンシアは自分でもこの同居人の存在が不思議に思えてきた
しかし
いま居なくなってしまったら、私は気がふれてしまうかもしれない
シンシアはナオトの寝顔を見ながら、自分の弱みが出来てしまったような感覚になっていった…
腹が減ったままだと眠れないかな?
でもメシよりも睡魔が…
食堂でサンドイッチなど軽食だけを手にしてナオトはシンシアとの部屋に戻った
シンシアが部屋に戻った時間は遅い時間だったが、ソファーで眠りこけている同居人の手から食べかけのサンドイッチを取り上げた
“すっかり疲れきってるな……、
説教でもしてやろうと思ったが今夜は勘弁してやるか……”
シンシアはナオトに毛布をかけてやり、自分はベッドに腰掛けて部下からの日報を確認していった
ほとんどは管制塔から目視していたのでとりたてて気にするようなレポートは無い
公私混同をするつもりは無いが、やはりついナオトのレポートはじっくり読みこんでしまう
問題点や、今後の課題は理解しているようだが、まだまだ未熟ということか…
ナオトの寝顔を見つめてしまう
“こんな若い男を傍に置いてしまって…”
シンシアは自分でもこの同居人の存在が不思議に思えてきた
しかし
いま居なくなってしまったら、私は気がふれてしまうかもしれない
シンシアはナオトの寝顔を見ながら、自分の弱みが出来てしまったような感覚になっていった…