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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第26章 〜電子戦争〜

(3)

ナオトとシンシアにとって、本音は2人きりになりたいときもあるけれど、



実際、アンジェラの明るさに感謝することのほうが大きかった


ことあるごとにナオトにちょっかいをかけてシンシアに見せつけてきたりするときもある



最初の頃こそシンシアの嫉妬感をかき上げさせたが、最近は“参考”にすることもあった


“なるほど、こうやって甘えたらいいのか”

“ほう、自然と密着してるな”



役職やら年齢差などシンシアのプライドから、なかなか積極的には進めないことが気になっていた

だがアンジェラがいいお手本になってくれている気がする




シンシアは2人がいちゃつく様子を観察する癖がついていた…




ナオトたちが居を構えるリゾートコンドミニアムは階下層がモールのようになっている



スーパー、服飾関係、日用品から、薬局、スポーツジムまで完備されている



建物から出なくとも全てが揃う


3人でブラブラとモールを歩いているとき、アンジェラがゲームセンターに目をつけた




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