浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第26章 〜電子戦争〜
(4)
ゲームセンターには様々なゲームマシンが並んでいたが、ひときわアンジェラの目を引いたのが自分で乗り込む大型の筐体だ
座席がそのままコックピットになっている
その名も「フリューゲル」
自分がフリューゲルに乗り込んで、敵機と戦うシューティングアクションゲームのようだ
「これ、いいじゃん!」
アンジェラはヤル気満々だ
「へぇ、こんなのあるんですね」
ナオトも驚きながら興味深そうに説明ボードを読んでいた
シンシアだけは浮かない表情をしていた
「シアはゲームしたことある?」
ナオトは何気なく聞いてみる
「テレビゲームやら携帯ゲームくらいはしたことあるけど、こういうのは何か、ニガテだ…
酔うかもしれない……」
「いつも本物のフリューゲルに乗ってるのに?」
おもわず噴き出しそうになる
「笑うなよ、私はこういう画面がグルグル動き回ると疲れてくるんだよ…」
「ハーーイ!それでは3人で対決しまーーす!一番順位が低かった人には罰ゲームでっす!」
アンジェラがノリノリで叫ぶので、周りにいた人たちまで何事か集まってくるようになった
ゲームセンターには様々なゲームマシンが並んでいたが、ひときわアンジェラの目を引いたのが自分で乗り込む大型の筐体だ
座席がそのままコックピットになっている
その名も「フリューゲル」
自分がフリューゲルに乗り込んで、敵機と戦うシューティングアクションゲームのようだ
「これ、いいじゃん!」
アンジェラはヤル気満々だ
「へぇ、こんなのあるんですね」
ナオトも驚きながら興味深そうに説明ボードを読んでいた
シンシアだけは浮かない表情をしていた
「シアはゲームしたことある?」
ナオトは何気なく聞いてみる
「テレビゲームやら携帯ゲームくらいはしたことあるけど、こういうのは何か、ニガテだ…
酔うかもしれない……」
「いつも本物のフリューゲルに乗ってるのに?」
おもわず噴き出しそうになる
「笑うなよ、私はこういう画面がグルグル動き回ると疲れてくるんだよ…」
「ハーーイ!それでは3人で対決しまーーす!一番順位が低かった人には罰ゲームでっす!」
アンジェラがノリノリで叫ぶので、周りにいた人たちまで何事か集まってくるようになった