浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第26章 〜電子戦争〜
(6)
「HARD」モードは明らかに違った!
画面のスクロールスピード、
敵の数、
当然それらをかわせるようになのか、自機の動きも少し反応が速いように見える
凄まじい!
驚異的な速度で次々と進めていく
周りのギャラリーがザワつき始めていく
「…さっき乗り込んだの、女の子だったよな?」
見た目のギャップもあいまって、異様な空気が流れていく
得点はもちろん、進んでいく画面も誰も進んだことのないステージまでたどり着いてしまっていた
最後にモニターに表示されたランキングは圧倒的に1位!
それも2位以下を大きく引き離して
歓声があがるなか、中からはヨロヨロになった少女が出てくる
どうやら本人が事前に告げていたように“酔ってしまったらしい”
周りの視線がなぜ自分に向けられているのかよくわからないままシンシアはグッタリとしてナオトたちのところまでたどり着く
3人は周囲の盛り上がりをよそにコソコソと逃げるようにその場を去った…
「なんかめちゃくちゃ盛り上がってましたねぇ」
「シアが目立ち過ぎなんだよ!」
「あーー、気持ち悪い……」
「でも何か楽しかったですね」
「でもパイロットなんだからあんなの出来て当たり前じゃないか?」
「うう……、早く部屋に戻ろう……」
3人はそれぞれに楽しんだようだった
「HARD」モードは明らかに違った!
画面のスクロールスピード、
敵の数、
当然それらをかわせるようになのか、自機の動きも少し反応が速いように見える
凄まじい!
驚異的な速度で次々と進めていく
周りのギャラリーがザワつき始めていく
「…さっき乗り込んだの、女の子だったよな?」
見た目のギャップもあいまって、異様な空気が流れていく
得点はもちろん、進んでいく画面も誰も進んだことのないステージまでたどり着いてしまっていた
最後にモニターに表示されたランキングは圧倒的に1位!
それも2位以下を大きく引き離して
歓声があがるなか、中からはヨロヨロになった少女が出てくる
どうやら本人が事前に告げていたように“酔ってしまったらしい”
周りの視線がなぜ自分に向けられているのかよくわからないままシンシアはグッタリとしてナオトたちのところまでたどり着く
3人は周囲の盛り上がりをよそにコソコソと逃げるようにその場を去った…
「なんかめちゃくちゃ盛り上がってましたねぇ」
「シアが目立ち過ぎなんだよ!」
「あーー、気持ち悪い……」
「でも何か楽しかったですね」
「でもパイロットなんだからあんなの出来て当たり前じゃないか?」
「うう……、早く部屋に戻ろう……」
3人はそれぞれに楽しんだようだった