浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第5章 ~試験飛行~
「た、隊長ッ?」
「えらくご機嫌のようだったが、ジャマしたか?…出直そうか?」
「い、いえ…何でもありません…、ち、ちょっと基地の仲間のことを思い出してまして…」
突然の訪問に思わずナオトは挙動不審になってしまう
「…」
「…」
「…男性兵士の生理機能は理解している…」
「だから違いますって!」
「…1時間後に出直そうか…」
「…なんなんですか…決めつけちゃって…」
「…アンジェラのは派手だからな…」
「何の話しですかッ」
「…同性の私から見ても、アンジェラの性的魅力は溢れだしてる」
「…」
「…」
「…」
「…アンジェラには黙っといてやる」
「…何を想像しているのか知りませんが、ボクは回想していただけですッ、ええ、そうですねッ!ひとりで笑っていたのは確かに気持ち悪いですねッ」
「認めたんならそれでいい、私はアンジェラの荷物ではなく私の荷物に用事があったんだ」
ナオトは上官の荷物を枕がわりにしていたので、少しうなだれながらバッグを2つとも渡した
どちらがシンシアの荷物かわからなかったからだ
「ああ、これだ…ズボンにメモリーカードを入れたままだったんだ…間に合って良かった…もし洗っていたら金切り声を上げてお前をメッタ刺しにしているところだった…」
「…しれっと怖いこと言いますね…ちょうど預かったときランドリールームがいっぱいだったんで洗濯は後でしようと思ってたんですよッ」
「もう空いてるんじゃないか?いま行こう、汚れたものを預けているのはあまり心地いいもんじゃない」
「念のため言っておきますけど、アンジェラさんには拒否したんですからね」
「わかったわかった」
2人がランドリールームに到着すると確かに誰も居なかった
ちょっとした時間のズレでピークタイムを回避できた
ナオトは自身の洗濯物も持ってきたため3台の洗濯機に投げ入れた
1台にまとめて廻してしまうと、あとの仕分けが面倒だろうと思った
「えらくご機嫌のようだったが、ジャマしたか?…出直そうか?」
「い、いえ…何でもありません…、ち、ちょっと基地の仲間のことを思い出してまして…」
突然の訪問に思わずナオトは挙動不審になってしまう
「…」
「…」
「…男性兵士の生理機能は理解している…」
「だから違いますって!」
「…1時間後に出直そうか…」
「…なんなんですか…決めつけちゃって…」
「…アンジェラのは派手だからな…」
「何の話しですかッ」
「…同性の私から見ても、アンジェラの性的魅力は溢れだしてる」
「…」
「…」
「…」
「…アンジェラには黙っといてやる」
「…何を想像しているのか知りませんが、ボクは回想していただけですッ、ええ、そうですねッ!ひとりで笑っていたのは確かに気持ち悪いですねッ」
「認めたんならそれでいい、私はアンジェラの荷物ではなく私の荷物に用事があったんだ」
ナオトは上官の荷物を枕がわりにしていたので、少しうなだれながらバッグを2つとも渡した
どちらがシンシアの荷物かわからなかったからだ
「ああ、これだ…ズボンにメモリーカードを入れたままだったんだ…間に合って良かった…もし洗っていたら金切り声を上げてお前をメッタ刺しにしているところだった…」
「…しれっと怖いこと言いますね…ちょうど預かったときランドリールームがいっぱいだったんで洗濯は後でしようと思ってたんですよッ」
「もう空いてるんじゃないか?いま行こう、汚れたものを預けているのはあまり心地いいもんじゃない」
「念のため言っておきますけど、アンジェラさんには拒否したんですからね」
「わかったわかった」
2人がランドリールームに到着すると確かに誰も居なかった
ちょっとした時間のズレでピークタイムを回避できた
ナオトは自身の洗濯物も持ってきたため3台の洗濯機に投げ入れた
1台にまとめて廻してしまうと、あとの仕分けが面倒だろうと思った