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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第28章 インド編②プラガーシュ 〜最初の灯り〜

(8)

「アハハハ、……イヤじゃ無かった?」

タオは不安げに問いかける


「うん、朝からちょっと楽しい気持ちになったよ」


タオは良かった、と深い息をした


「今夜も触ったら、またえっちな夢を見るかしら?」


「…そうかもね? 触りたい?」


「……うん、ソニアの触りたい、ダメ?」



「……いいよ」


おそるおそるスウェットの上から指を這わしてくる



生地が厚めなので、先日のような直接的な感触が無い


タオがためらっているようなので、ソニアはタオが触りやすいようにスウェットをめくってやった


タオは驚いたが、そのまま直接肌に触れてくる



先日のシャワールームではふざけあった触り方だったが、今のタオの指は完全に愛撫している動きだ


ハッ!   ハッ!



ソニアの吐息が深くなっていく



それでもソニアが止めてこないので、タオはやさしく乳首に触れてみる


「……ん…」


ソニアはすでに快楽の波に飲み込まれているようだ


タオはやさしく愛撫を続け、さらに乳首に軽くキスをした



するとソニアが両手でタオの頭を掴んでくる


そのまま頭を持ち上げていくように誘って、ふたりの顔が至近距離になり…



ふたりはキスをした



そのあと、


ふたりはキスをしたり、お互いの胸を触ったり少し深めのスキンシップを続けていた…



けっして服も脱いでいないし、ましてや性器への接触も行っていない

ただ、ちょっとだけ


セクシャルなスキンシップを楽しんだのだった…



※※※※※



ラルフからの位置では距離があって詳しくは見れなかったが、


赤い〈シュターム〉が数十機の敵〈ファトワー〉から一斉掃射を受けたのが見えた……



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