浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第29章 インド編③アニーカ・カリード 〜闇と孤独〜
(11)
その日の晩
ソニアはタオの身体をいつも以上に強く求めた
寄り添っているだけでは不安でたまらない…
いつか自分が戦死してしまったら…?
いつかタオを失ってしまったら…?
喪失感を想像するだけで
恐ろしかった…
それゆえに
いま目の前に存在しているタオの肉体を
少しでも強く感じていたかった
そして
そのソニアの焦燥感をタオも理解し
受け止めていた
いつもは肌を撫でるだけのソニアの指さきが
いつもと違って
性器への愛撫を受けていた…
もちろん、拒否することはない
求めてくれるのなら、
タオはすべてを受け入れようと思うのだ
しなやかなソニアの指先がタオの感じるスポットに触れたとき、タオは全身が電流を浴びたような刺激に感じた
どれだけの攻めを続けられたのかわからないほど…、それは長く続いた
いつの間にか、タオは気だるく意識を取り戻した事に気がついた
ソニアが声を掛けてくる
「……ゴメン、ちょっと無茶しちゃった」
「……ううん、いいの……何回か意識トンじゃった…」
「……イヤじゃなかった? 初めてでしょ?」
「うん、大丈夫! ありがとう」
「タオが居なくなってしまうと思ったら、何とか引き止めたくなってしまって…」
「どこにも行かないわよ、それより私からもシテみようか? 受け止めてくれる?」
「うん、シテ……、もっとタオと愛し合いたい……」
「ふふ、いいよ! たくさん愛してあげる!」
タオはシーツの下に潜り込んで、ソニアの下半身に柔らかい舌を這わせた…
「ひゃあッ!?」
ソニアはそのままタオの長い攻めを受けるのだった…
その日の晩
ソニアはタオの身体をいつも以上に強く求めた
寄り添っているだけでは不安でたまらない…
いつか自分が戦死してしまったら…?
いつかタオを失ってしまったら…?
喪失感を想像するだけで
恐ろしかった…
それゆえに
いま目の前に存在しているタオの肉体を
少しでも強く感じていたかった
そして
そのソニアの焦燥感をタオも理解し
受け止めていた
いつもは肌を撫でるだけのソニアの指さきが
いつもと違って
性器への愛撫を受けていた…
もちろん、拒否することはない
求めてくれるのなら、
タオはすべてを受け入れようと思うのだ
しなやかなソニアの指先がタオの感じるスポットに触れたとき、タオは全身が電流を浴びたような刺激に感じた
どれだけの攻めを続けられたのかわからないほど…、それは長く続いた
いつの間にか、タオは気だるく意識を取り戻した事に気がついた
ソニアが声を掛けてくる
「……ゴメン、ちょっと無茶しちゃった」
「……ううん、いいの……何回か意識トンじゃった…」
「……イヤじゃなかった? 初めてでしょ?」
「うん、大丈夫! ありがとう」
「タオが居なくなってしまうと思ったら、何とか引き止めたくなってしまって…」
「どこにも行かないわよ、それより私からもシテみようか? 受け止めてくれる?」
「うん、シテ……、もっとタオと愛し合いたい……」
「ふふ、いいよ! たくさん愛してあげる!」
タオはシーツの下に潜り込んで、ソニアの下半身に柔らかい舌を這わせた…
「ひゃあッ!?」
ソニアはそのままタオの長い攻めを受けるのだった…