浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第29章 インド編③アニーカ・カリード 〜闇と孤独〜
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ベッドから下りたタオが何もまとわずコーヒーを淹れようと背を向けてテーブルのほうへ近寄った
ソニアはベッドに寝そべりながらタオの背中を眺める…
小柄で華奢なタオの背中
おしりも小さくコンパクトだ
白人とアジア人ってこんなにも違うんだな、と思った
ソニアの視線にタオが気付く
「なぁに?」
「……タオの身体って、綺麗だね」
「そう? 普通だと思うけど……、それを言ったらソニアのほうが女性らしくて女から見てもうらやましいほど魅力的だけど?」
「胸も尻もデカいだけだよ、私から見たらタオは可憐で儚い……まるで天使のようだよ」
「わたしももっと胸が大きかったら人生変わっていたかな…」
「そのままがいいよ、絶対!」
「別に整形する気は無いわよ、あくまで想像よ」
「……天使のようなタオ……、私はアナタのために毎日生きてるわ」
「私はアナタのためにコーヒーを淹れてるわ、はいどうぞ!」
「もう! 本気だったのに!」
「ありがとうソニア、私はアナタとこんなにも近しい関係になれて嬉しいわ」
「いつか戦争が終わったら2人で旅行に行きたいなぁ」
「それもいいわね、アナタが行きたいところなら私どこでもついていくわ」
「私だって一緒ならどこだっていいよ!
でもイスラム圏内はやめておこう…」
「そうなの?」
ソニアはタオからマグカップを受け取った…
ベッドから下りたタオが何もまとわずコーヒーを淹れようと背を向けてテーブルのほうへ近寄った
ソニアはベッドに寝そべりながらタオの背中を眺める…
小柄で華奢なタオの背中
おしりも小さくコンパクトだ
白人とアジア人ってこんなにも違うんだな、と思った
ソニアの視線にタオが気付く
「なぁに?」
「……タオの身体って、綺麗だね」
「そう? 普通だと思うけど……、それを言ったらソニアのほうが女性らしくて女から見てもうらやましいほど魅力的だけど?」
「胸も尻もデカいだけだよ、私から見たらタオは可憐で儚い……まるで天使のようだよ」
「わたしももっと胸が大きかったら人生変わっていたかな…」
「そのままがいいよ、絶対!」
「別に整形する気は無いわよ、あくまで想像よ」
「……天使のようなタオ……、私はアナタのために毎日生きてるわ」
「私はアナタのためにコーヒーを淹れてるわ、はいどうぞ!」
「もう! 本気だったのに!」
「ありがとうソニア、私はアナタとこんなにも近しい関係になれて嬉しいわ」
「いつか戦争が終わったら2人で旅行に行きたいなぁ」
「それもいいわね、アナタが行きたいところなら私どこでもついていくわ」
「私だって一緒ならどこだっていいよ!
でもイスラム圏内はやめておこう…」
「そうなの?」
ソニアはタオからマグカップを受け取った…